シマウマの自由帳

まっしろな「じゆうちょう」にしましまを。日常系ごちゃまぜブログ。

日本酒の瓶が入ってた桐箱を卓上リモコン立てにDIYしました

ヘイヘーイ!皆さんGW楽しみましたか!わたしは引きこもっていました!

だってほら・・・どこ行っても混んでるじゃないですか・・・。そもそもエグゼクティブフリーターニートにGWとか関係ないし・・・

とはいえみんながGWの間お仕事するのもシャクだし、ダラダラしてました。その一環としてずっと悩まされていた「リモコンぐちゃぐちゃ問題」の解決に取り組みました。

正味1時間くらいの作業で、ジャストサイズのリモコン立てができたよーー!

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リモコンぐちゃぐちゃ問題とは

 

あなたも困っていませんか。

  • 机の上にリモコンが散乱している
  • テレビ・ビデオ・照明・AppleTV・エアコン・・・などなど気づいたら机の上の過半がリモコンに占領されている
  • いざテレビを付けようとするとリモコンが見当たらない
  • テレビのリモコンがあっちにあってビデオのリモコンがそっちにあってでイラっとする
  • ケータイと間違えてリモコンをカバンに入れて出かけてしまう

「あるある」ですよね?

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(最後のやつは最近聞かないですねw ケータイが出たての頃によく発生していたw)

特にテレビやビデオのリモコンは大きくて見つかりやすいからまだいいんですが、AppleTVや照明のリモコンは小さいのでソファの上や別の机の上などいろんなところに行方不明になりがちでちょっとしたイライラが溜まるんですよね。

だったらよく売ってるペン立てみたいなやつ、買えばいいじゃんって思いますよね?

何度も買おうとしたんですが、サイズが微妙に大きいような小さいようなで、踏み切れませんでした。

だって小さすぎてもダメだけど大きすぎたら机が狭くなるやん。。。

牛乳パックで試作した

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だったら作るしかない!

ということで何週間か前に牛乳パックを適当に切ってガムテで繋げるというたった5分☆のお手軽DIYをしました。

わーい簡単!便利!

って私は使ってたんだけど。

同居している彼氏に「みっともない」と言われて何度となく机から排除されました。

ひどい。

お手頃な材料が舞い込んだ!「日本酒の桐箱」!テッテレー!

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牛乳パックを卒業して何かちゃんとしたものを作らなければ。とはいえイチから作るのは面倒だなー。と思っていたところ、友人がお土産に持ってきてくれたとても良い日本酒がとても良い桐箱に入っていました。

(日本酒めっちゃ美味しいやつだった・・・!ありがとうございました!)

ということで、この日本酒が入っていた桐箱を切り貼りしてリモコン立てをDIYしました。

カッターで切る

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完成の大きさをイメージしながらカッターで桐箱を切ります。

意外と固い・・・。。

何度もガリガリ、両面から切れ込みを入れて、ぽきっと折る感じを目指すと切れました。

断面が凸凹になっちゃうので、紙やすりでヤスリました。

ボンドで貼る

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余った分の材料を適当に切りつつ組み立てます。100均のボンドなのでしっかり乾かします。

完成!

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出来上がり。

日本酒の固定するための半円の切り込み板が、これが日本酒が入っていた桐箱だったことを物語ってくれています。元のものの名残・・・、リノベーションの醍醐味ですね。(?)

さようなら牛乳パック、今までありがとう!

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ゴミがお役立ちグッズになって良かったー。

それにしても、こんな立派な桐箱を使い捨ててるなんてもったいないこと!集めて家でも作れそう。

というわけで次回、「桐箱を集めて家をDIYしました」をお楽しみに。

アニメ映画「パプリカ」見てみたけど意味がわからなすぎて泣きそう

 映画レビューをアップしていたところ、アニメ映画「パプリカ」をオススメしてもらいました。毎月何の映画を見るか困ってるので、これ幸いと早速見ました。

い、意味がわからない・・・・・・っ!

 いやめっちゃ意味わかんない・・・こんな意味わかんないことがあっていいんですか・・・?

 (もうそれ以外のコメントのしようがない)

「パプリカ」とは

ti 237 アニメ映画チラシ「今 敏 パプリカ 」,

概要

出演: 古谷徹, 林原めぐみ

監督: 今敏

発売日 2007/05/23

時間: 90 分

原作は筒井康隆による同名の長編SF小説

あらすじ

 あっちゃんは精神科の病院のスタッフで、そこの研究所の時田君が発明した他人の夢に入り込めるデバイスで、パプリカちゃんという偽名を使って患者の夢を分析して治療している。

 でもある時そのデバイスが盗まれちゃって、みんなの夢が大混線!?

 挙げ句の果てには夢が現実になっちゃって、ありえない大きさの日本人形やら何やらによって街が破壊されちゃって、どうするあっちゃん!?どうするパプリカちゃん!?

意味がわからない(大事なことなので4回目)

 もう、ストーリーもわかんないし、テクノロジーもわかんないし、主人公の思ってることもわかんないし、それぞれが何を表してるのかもわかんないし、夢なのか現実なのかもわかんない。あと主人公の男の趣味もわかんない。

 いや、ある意味、わかります。あれでしょ?わからないことが売りなんでしょ?

 現代アートみたいなものでしょ?

 ストレートに分かるようにわざわざ説明しませんよ、こちらの意図は言いませんっていうかむしろ意図してないことも沢山あります、観客さんがそれぞれ思い思いに感じてください。

 そういうことでしょ?

意味がわからない(10回目)

 何が何なのか言ってくれよおおおおおオオオオオオオ!!!

 確かに、「ほら、ここ泣くところだよ、感動したでしょ?」ってやつは嫌いです。分かる。

 でもじゃあ、それに対する答えが「120%何も理解されなくていい」。って、それはどうなんですか。

 もはや「理解しようとしたこと」を後悔させられた。それが夢なのか現実なのか、誰が何を考えているのか、それは何かの伏線なのか、何かを象徴してるのか、とかとかとかとか、見つけよう考えようと必死になってたのに、全部わけわからないまま終わった。

人生なんて意味がわからないことばかりないのかもしれない

 っていうことを悟らせてくれてるんでしょうか。。。

もう、そういうの、イイです

 今が2016年で、この作品が2006年。ちょうど10年前はこの理解されないスタイルが先端だったのかもしれない。

 でも今、一周回って、宮崎駿カリオストロの城みたいな教科書的なやつの良さがよく分かる。わかる人にしかわからない伏線よりみんなに分かる伏線。すっきり明るく終わってくれることがどれだけ心救われるか。

 心に重みを残される作品ばっかりで疲れてるのかもしれない。。。

パプリカちゃんみたいな女の子になりたい

 はい、意味がわからなかった話はここまでにして。

 パプリカちゃん可愛かったなー。私もパプリカちゃんみたいな女の子になりたい。逆に言えば本質は「あっちゃん」なのかもしれないけど。

 身軽で、無邪気で、可愛くて、でも察しが良くて、実力がある。イイ!

 「あっちゃん」のなりたかった姿だよね。分かるよあっちゃん。

 でもあっちゃんの男の趣味は理解しないからね!どこがいいんじゃい!

 日本中にその点においてあっちゃんに共感する女子がいるんだろうか!?

 あ、それまた理解されないスタイル貫いてるのか、なるほどな!?

以上。

 いろいろ書いたけど、むしろこれだけ突き抜けたものを作れることはすごいことだと思います。尊敬。あー、あの夢のパレードが夢に出てきそう。おやすみなさい。

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はじめてのアクション洋画!007 カジノ・ロワイヤル見てみた。

 イギリスの作家イアン・フレミング(1908年 - 1964年)のスパイ小説、およびこれを原作とする映画シリーズで、その主人公「ジェームズ・ボンド」のコードネームを表す。

 小説の一作目の発表は1953年。もう53年・・・半世紀以上も愛されてる大作なのですね。イアン・フレミングによる長編小説が12作と、その他の作者によるシリーズものがいっぱいあるようです。(公式の2次創作!)

 映画は2015年の最新作「スペクター」が24作目。すごい勢いです。なるほど。

 なお、これだけ続いてるので、主人公のジェームズ・ボンド役は初代〜現在第6代目だそうです。歌舞伎かw

 ちなみに「ボンド・ガール」とは、作中のヒロインのこと。ボンドは作品によってヒロインをとっかえひっかえ、よろしくやるらしいです。今回見たボンド・ガールもめっちゃ可愛かった。なお、wikiに詳細な分析が載ってたのが面白かったので引用します。

学術誌 "Sex Roles" に掲載された調査によると、映画『007シリーズ』の第1作から第20作までに登場する女性キャラクター195人を調べたところ、98人がジェームズ・ボンドと「性的接触」を持ち、46人が「強い」接触、52人がキスなどの「マイルドな」接触のみだった。

ボンドガール - Wikipedia

ジブリとルパンのハイブリッド「アニメ映画 ルパン三世 カリオストロの城」名作どまんなか面白かったー!

「意外と見たことなかった映画を見る」シリーズ!今回は宮崎駿監督によるアニメルパン三世の「カリオストロの城」です。 ※3月の「今月の映画」です。

 
テレビでやる時とか、ネットでも名作だって話題になってたけどまともに見たことなくて、そんな名作なら見たいぞってことで見てみました。
 
まぎれもなく名作でした!!!
 

あらすじ

ルパンが偶然出くわした家出少女が連れ戻されてしまい、お城のいちばんてっぺんに監禁されてるので、それを奪還する!ってゆーはなし。
 
こんくらいシンプルなあらすじがいいんですよ
書いてて思ったけど、いつもこの映画レビューとか書評とか書くときあらすじに何書いていいかすごい迷うこと多くて、でも、今回は話の軸がすごくシンプルでわかりやすいのでスラリと書けました。
 
物語にとってこの違いって大きいんじゃないのかな。
もちろんカリオストロの城が、内容がこれだけでつまんないって話じゃありません。
このシンプルなストーリーの軸に、なんだかんだトラブルとか山場とかギャグとかいろいろ肉がくっついてて、すごく楽しくて面白かったです。
むしろ、この軸がぶれるようなストーリーのときって「これが余談なのか」「これが大事なターニングポイントなのか」をかなり慎重に見ないとダメで、というかあとから「アレかよー!全然気にして見てなかったー!」ってなりがちで、なんか疲れちゃいます。
その点、今回は安心して見れました。
 

名作どまんなか!

 
だからそのストーリーがぶれずに進み、しっかりとちょっとグッとくるハッピーエンドを迎えてすべてが収束して、「完」になった瞬間、「これは名作中の名作だ・・・!」と思いました。
いい意味で教科書的な、起承転結があり、ところどころギャグをはさみ、アニメならではのハチャメチャさを練り込んだアニメ映画。
 
誰かが言ってたことを思い出しました。
「フィクションはリアリティの中にファンタジーな部分を紛れ込ませるから面白いんだ」的な。(すごい完全にうろ覚え!)
宮崎駿の自然現象に対するリアリティはすごいなと。水の流れ、緑の芽生え、月の光。
素敵でした。
 
もっと「宮崎駿ルパン」を見たかったかも。
これどういう経緯で一回こっきりの宮崎駿ルパンを作ったのかな?宮崎駿さんは5人くらいに分身して、もっとたくさんアニメ作って欲しいなー!
 
脚本家チームが執筆した脚本を元に大塚康生へ監督を依頼していたが、気乗りしない大塚は宮崎に監督就任を要請した。
 
当時の宮崎は日本アニメーション高畑勲らと『赤毛のアン』のレイアウトや場面設定を担当していたが、これを降板して1979年5月に制作準備に取りかかる。
 
後の作品と同様、宮崎は脚本なしでイメージボードと絵コンテを描き始め、脚本は共同名義の山崎晴哉が手直しする形となった。 
 
 
 いろいろ自由だなw
 
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いま、私たちは、「古き良き昔」に生きている/読書感想文「アド・バード」椎名誠

お久しぶりです。暇人のはずが、暇人だからって予定を入れまくっちゃってすごい忙しい2月を過ごしました内田です。びびるー!

そんな中、なんとか読み終わった今月の一冊は「アド・バード」椎名誠。いやー前回、大正時代とか日本語が古すぎて嫌になったから、現代語にしようと思った結果がSF小説っていう。

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大正から未来へ・・・!極端すぎィ!

あらすじ

舞台はよくわかんないけど未来で、部屋の壁とか道路とか、ビルとか空とかいたるところに広告が溢れかえってる。それも、映像とか音とかだけじゃなくて、各社の広告技術合戦がエスカレートして、虫や鳥を操って空とか海とかに動く広告の文字や画像を出したりできるようになってて、しかもその特殊な虫とかが凶暴だったり植物を食い尽くしたりで街が破滅しちゃってる、っていう割と絶望的な世界。
その田舎町に住む中学生くらいの男子兄弟が、なにやらお父さんが大都会のほうにいるっていう情報を聞いて、お父さん探しに行く。田舎から都会まで行くのも大変だし、お父さんはそんな簡単に見つからないし、広告会社問題の核に巻き込まれるし・・・っていう・・・ご兄弟は大変苦労されました。お疲れさまでした。
最終的に「僕たちの旅はまだまだ続く・・・!」エンド!ぎゃー人生つらいぜ。

「これはむかし空を飛んでいたヒコーキというもんですわ」

って、その田舎町から大都会に向かう途中で仲間が言ったんです。まあSFあるあるかもだけど、この未来ではたくさん技術が進歩した結果、虫やらなんやらが危害になってしまって、破滅しちゃって、美味しい食べ物も楽しみもなければ電気も水も貴重なものになってしまったっていうむしろ廃退っていうか、退化っていうか、そういう状態で。

でも変わりにすごく高性能なアンドロイドとか喋る鳥とかがあるんだけど、でも主人公たちは「ヒコーキすごい!」「たくさんの人を乗せてたんだって!」ってはしゃいでて。

いや、書いてて、どんな小学生的感想だよって思うけど、

「今」がいつか、「古き良き昔」とか「あの頃は良かった」っていうその「昔」とか「あの頃」になるんだなあって。

不思議なものだなあ。

いきなり挟まれる植物視点や虫視点っていう伏線も面白かったです

いや、あの、文学的なことって全然わかんないんですけど。

ずっとその男子兄弟の目線で話が進んで行っていたのに、ある時急に植物が主人公の章が現れて、ちんぷんかんぷんな部分があったんです。意味わかんないしつまんないしで流し読みしたんですけど・・・w

これバラしたらつまんないと思うけど、もう書いちゃったけど、それが大事な伏線でした。面白いなあ!って思いました。

正直、一回読んだだけじゃ未来の仕組みが難しくてわかんないところも多かったので、雨の日とか、風邪の日とかにもっとゆっくりじっくり読みたい小説でした。

以上!

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来月は友人のススメにより谷崎潤一郎「鍵」です。老人夫婦が日記を盗み見しあって滑稽に駆け引きし合うっていう面白文学らしいです。わくわく。

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