「意外と見たことなかった映画を見る」シリーズ!今回は宮崎駿監督によるアニメルパン三世の「カリオストロの城」です。 ※3月の「今月の映画」です。
テレビでやる時とか、ネットでも名作だって話題になってたけどまともに見たことなくて、そんな名作なら見たいぞってことで見てみました。
まぎれもなく名作でした!!!
あらすじ
ルパンが偶然出くわした家出少女が連れ戻されてしまい、お城のいちばんてっぺんに監禁されてるので、それを奪還する!ってゆーはなし。
こんくらいシンプルなあらすじがいいんですよ
書いてて思ったけど、いつもこの映画レビューとか書評とか書くときあらすじに何書いていいかすごい迷うこと多くて、でも、今回は話の軸がすごくシンプルでわかりやすいのでスラリと書けました。
物語にとってこの違いって大きいんじゃないのかな。
もちろんカリオストロの城が、内容がこれだけでつまんないって話じゃありません。
このシンプルなストーリーの軸に、なんだかんだトラブルとか山場とかギャグとかいろいろ肉がくっついてて、すごく楽しくて面白かったです。
むしろ、この軸がぶれるようなストーリーのときって「これが余談なのか」「これが大事なターニングポイントなのか」をかなり慎重に見ないとダメで、というかあとから「アレかよー!全然気にして見てなかったー!」ってなりがちで、なんか疲れちゃいます。
その点、今回は安心して見れました。
名作どまんなか!
だからそのストーリーがぶれずに進み、しっかりとちょっとグッとくるハッピーエンドを迎えてすべてが収束して、「完」になった瞬間、「これは名作中の名作だ・・・!」と思いました。
いい意味で教科書的な、起承転結があり、ところどころギャグをはさみ、アニメならではのハチャメチャさを練り込んだアニメ映画。
誰かが言ってたことを思い出しました。
「フィクションはリアリティの中にファンタジーな部分を紛れ込ませるから面白いんだ」的な。(すごい完全にうろ覚え!)
宮崎駿の自然現象に対するリアリティはすごいなと。水の流れ、緑の芽生え、月の光。
素敵でした。
もっと「宮崎駿ルパン」を見たかったかも。
いろいろ自由だなw
ルパン三世 カリオストロの城 [Blu-ray]
posted with amazlet at 16.04.16
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (2014-08-06)
売り上げランキング: 7,815
売り上げランキング: 7,815
ミュージックファイルシリーズ/ルパン三世クロニクル ルパン三世カリオストロの城MUSIC FILE
posted with amazlet at 16.04.16