うーがおー!わーい!たーのしー!すごーい!
SNSを中心に流行しているこれらの発信源、アニメ「けものフレンズ」に例に漏れずはまっています。今回は「なんか流行ってるらしいねー」と高みの見物をしているあなたに、ぜひ1話を見てもらいたく記事を書きました!
けものフレンズってオリジナルアニメなの?→メディアミックス作品だけど実質オリジナル
けものフレンズは2015年3月にリリースされたスマホゲームが初出のメディアミックス作品です。その後5月から月刊少年エースで漫画が掲載され、今回の2017年1月からのアニメ放送につながっています。
プロジェクトはケロロ軍曹で知られる吉崎観音さんがキャラクターのコンセプトデザインを手がけていますがゲーム、漫画、アニメではそれぞれ時代背景やストーリー内容が異なり、それぞれ独立して楽しめます。
クオリティ低くない?→全キャラ全シーン3DCGだけどそれが可愛い
もう見出し以上の言うことはないです。
全キャラ全シーン3DCGであることがこのけものフレンズの大きな特徴の一つですが、もし初見時に少し違和感があったとしてもすぐ慣れます。
むしろ「動物から人間に近い姿になってしまった」フレンズのちょっとぎこちない動きが3DCGのぎこちなさとマッチしてとっても可愛いです。
また、止め絵だと低クオリティのような印象を受けがちですが、動きを見ていると一つ一つの仕草にこだわって作られているのが伝わってきます。特にそれぞれの動物らしさを捉えた歩き方や手の振り方など小さな動き一つに個性があり可愛らしいです。
ストーリーあるの?→ないといえばない、あるといえばある
まだストーリーは12話中6話なのでなんとも言えませんが、これまでは「この世界に迷い込んだ主人公(カバンちゃん)がパーク内の図書館を目指す」という大きな筋書きの元、なんやかんやワチャワチャと寄り道しつつで少しずつ前進しています。
その中身は日常系アニメに似たほのぼの感で、考えたり失敗したり喜んだりのフレンズたちがとっても可愛いです。
ただ・・・その一方で・・・パークの施設が所々錆びて使えなくなっていたりと不穏な空気が漂います。そもそもEDに世界の廃墟の写真が使われているのもちょっと怖いです。
その謎が大きく見えた4話で人気が爆発したところを見ると、その不穏な点がアニメ好きに受けているのも事実だと思います。私も好きです。「がっこうぐらし」に似た、箱庭感、閉ざされた世界の中で純粋無垢に日々を楽しむ切なさ。
さらりと見て楽しむもよし、画面やストーリーに隠された謎を考察しながら楽しむもよし、なのです。
ちなみに「けものフレンズはSF」という説もあります。読むとなるほど、と思ってしまうので何だか深いのです。
『けものフレンズ』はなぜSFとして「すっごーい!」のか|草野原々、大いに語る|草野原々|cakes(ケイクス)
楽しいの?→たーのしー!
というわけで、けものフレンズ、たーのしー!ですよ!
「脳が溶ける」などと言われていますが、フレンズたちが楽しそうにしているのが楽しいですし、彼らは何に対しても前向きです。暗い気持ちが吹っ飛びます。
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「いらすとや」にもメインキャラクターのサーバルキャットのイラストが追加されました。フレンズなんだね!