シマウマの自由帳

まっしろな「じゆうちょう」にしましまを。日常系ごちゃまぜブログ。

今更だけど「マッドマックス 怒りのデス・ロード」見たら、世界観が面白かった

 2016年GWの成果(2)ですが、映画を見ました。

 MAD MAX!!

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Amazon.co.jp: マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版): トム・ハーディー, シャーリーズ・セロン, ニコラス・ホルト, ヒュー・キース・バーン: genericから引用、デス・ロードバトルの場面

 

 なんかTwitterとかで話題になってて、面白いって言ってる人をたくさん見かけたし、何なら「3回目これから見てくる!」ってくらいハマってる人も見かけてたので、名前だけはよく知ってました。

 でも日頃滅多に映画館も行かないし、洋画もあんまり見ないしで「ふーん」で済ましてて・・・。

 そんな時に便利なAmazon ビデオ!

 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のエアレンタル(何て言うの?ストリーミング再生できるウェブ上でのレンタル)が399円 / 48時間だったので気軽に見てみました。

 以下若干のネタバレになりますので、これから見ようと思ってる方は是非読まずに見てください!(わたしは事前情報なく見るのが好き!)

マッドマックス 怒りのデス・ロード」とは

マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版)
(2015-10-21)
売り上げランキング: 141

概要

 2015年公開のオーストラリアの映画作品。警官マックスを主人公とする「マッドマックス」シリーズの27年ぶりの最新作。

監督:ジョージ・ミラー

主演:トム・ハーディー, シャーリーズ・セロン

日本公開:2015年6月20日

再生時間: 2時間3分

あらすじ

 水やガソリンが枯渇し、全土が砂漠になりつつあるいつかの地球上で流浪人のマックスだが、ある日地域を支配する独裁者のイモータン・ジョーの奴隷たちに捕まってしまう。

 同じように虐げられていた美女たちと一緒に「緑の地」を目指して脱走し、奴隷やイモータン・ジョーたちの追っ手との”デス・ロード”を繰り広げつつ命からがら逃げ延びるが・・・。。。。

イモータン・ジョー独裁政権のユニークな世界観がすごい

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Amazon.co.jp: マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版): トム・ハーディー, シャーリーズ・セロン, ニコラス・ホルト, ヒュー・キース・バーン: genericから引用、ウォー・ボーイと呼ばれる白塗りしてる奴隷の少年たち

 わたし、そこそこ、「世界の終わり」的なSFが好きなんですけど、これはかなりキテルパターンの、面白い「世界の終わり」ビジョンでしたね。面白い。

 独裁政権の城は岩を改造してその中に快適に住めるような家とかを作ってあって、通称「砦」というのだけど、イモータンが水源を独占している。だから民はイモータンを崇めてて、たくさんいる奴隷の方が地位が高いっぽい。

 まあそこまでなら「ありそう」だが、そこからの作り込みが面白くて、奴隷たちは病気の予防か乾燥の予防かわからないけど全身白塗りだったり、「砦」の上へ行くためのエレベーターを奴隷の足で動かしてたり(電気がない)、観覧車的な大規模水耕栽培とか、戦う時の戦車は全て現代の車のリメイクで暴走族みたいな改造車になってるとか。

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Amazon.co.jp: マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版): トム・ハーディー, シャーリーズ・セロン, ニコラス・ホルト, ヒュー・キース・バーン: genericから引用、砦の独裁者、イモータン・ジョー

 特に面白いなと思ったのは、奴隷は自爆テロとかで死ぬのを「英雄的行為で生まれ変われる」と信仰させられてて、いざ自爆しようって時に携帯してる銀色のスプレーで歯と口の周りを銀色に塗って、確か「輝く!」的なことを言ってから行くってとこ。ありえない!って感じだけど、もしかしたらありえるかもって言うギリギリのレベル。

 全部なんかちょっと馬鹿っぽいというか、滑稽というか、本人たちはすごく真面目なんだけどはたから見てるコッチからすると「面白い」ことばかりで。

 でもそれって裏返したらお互い様で、誰かからしたら自分たちが真面目に信じていることややっていることが誰かから見たら馬鹿っぽい、ということがあって、それって悪いことじゃなくて、それこそが世の中って面白いよねっていうことを考えました。

 この映画のそういうところが特に長々しい説明がなく「当たり前のこと」として描かれているのもまた面白いところかもしれないです。

デス・ロードは面白半分、痛々しい半分・・・

 退屈に思う瞬間なんて1秒1コンマもなくて、すごく引き込まれてしまって、2時間があっという間でした。上記のユニークな面白さ、興味深さに加えてのドキドキ・ハラハラで。

 でも、真剣に見てる分、誰かが怪我したり死んだりしたらかなり痛々しい気分になりました。自動車事故コワイヨー!

こんな大迫力、映画館で見ておけばよかったかも

 結論としてはこれですね。家のテレビで見るのはちょっと勿体無い感じがしました。映画館の大ビジョンで、デス・ロードの迫力や砦の世界観を見たかったかも。

前日譚のコミックが気になる

 調べてたら、この映画の前日譚的エピソードを監督らが執筆してコミカライズしたコミックが発売されているようです。これを読めば砦やイモータンのあたりの設定も詳しくわかるそう。

 欲しいけど日本語版3000円超え。英語なら半額だから、勉強兼ねて英語で買うか、諦めて日本語で買うか、めっちゃ迷うー!

Mad Max: Fury Road
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Vertigo (2015-09-08)
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 映画見るの楽しくなってきました。次はあんまり疲れないやつがいいなーw

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