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シマウマの自由帳

まっしろな「じゆうちょう」にしましまを。日常系ごちゃまぜブログ。

三島由紀夫「春の雪」を半分読んだのでその後を予想します

どーもこんにちはー。今年の目標「毎月本1冊と映画1本」が1月にして怪しくなってきた内田です。。。やばい。。。あと4日。。。

とりあえず今、本1冊として三島由紀夫の「春の雪」を読んでいます。「教養 読むべき 本」でググったら「三島由紀夫」って書かれてたので、それをメモして図書館に行って、蔵書の中から適当に選びました。

日本語が古くて、最初の10ページは本当に何言ってるのか全然わからなくて3回くらい読んでやっとって感じで、それで時間がかかっております。半分まで到達した今、やっと普通のスピードで読めるようになってきました。

さて、ちょうど半分まで来たので、最近はやりの「途中まで読んだからその先を予想する」のをやってみたいと思います。ネタバレ注意。

ここまでの簡単なストーリー内容

知らない人のために、ここまでの登場人物とストーリーを簡単に整理します。(普通知らないですよね?教養がなさすぎて全然知らないけど、この作品そこまでメジャーじゃない気がする)

登場人物

  • 主人公:清顕(キヨアキ):公爵の長男でお坊ちゃんで美男子。自分に酔ってて周りが見えてない。色白で色気がある。羽生結弦
  • 本多:清顕の学校の友達。唯一の親友。扱いにくい清顕をほどほどの距離感で付き合える貴重な人間。頭が良くてなんか哲学的な難しいことを言う。
  • 聡子(サトコ):清顕が小さいころ預けられていた名家の娘。髪が長くて美人。お姉様でツンデレ。ずっと清顕が好き。
  • 飯沼:清顕の書生。清顕に勉強を教えても大した成果が出ないイラつきの反面、清顕の色気に惑わされる自分に葛藤してた。けど、いつの間にか清顕の家で一番可愛いメイドとデキて家から出された。

ストーリー

清顕は15歳くらいで、聡子と久しぶりに再会。初めは聡子の好意に、「俺は好きじゃないけど〜、聡子は俺が好きらしいんよ〜、俺は好きじゃないけど〜」みたいなノリで調子に乗っている清顕。

聡子も聡子で、気を引くために遠回しな言い方をし、清顕はその含みを持たせた言い方にまんまと乗せられ悶々とし、逆ギレして「聡子が悶々とさせるから風俗に行った。女なんて性欲処理機w」という手紙を書く。

後で後悔して、読まずに燃やしてくれと頼むが無理な話で、聡子は読んだ上で読んでないことにして、なんだかんだでラブラブになる。が、のちにそれがバレて清顕はまた逆ギレして聡子の連絡を完全に無視し、その間に聡子の縁談が決まってしまう。

清顕はやっと聡子が好きだと自覚し、嫁入り前の聡子と密会してアレして、今後も不倫する予定。(今ココ!)

要するに・・・

クズ男の歪んだラブストーリーである。

あと、完全に悲劇である。嬉しい出来事が一つもない。ラブラブだった時だって、聡子は最低の手紙を読んでた上で演じていただけであり、清顕からしたら偽りの幸せだった。

何から何まで清顕がクズなせいで、清顕の恋と人生は悲しい路線に進む、そういう話。

でも清顕は馬鹿だなあ、つまらないことでぐずぐず言って、空回りして、って思うけど、でも誰しもそういうことあるなーって思います。

予想:あとの半分も、常に悲劇

ここから幸せな時間が来る可能性なんて一つも感じない。最後のどんでん返しハッピーエンドなんてとんでもない。そして清顕はこの悲劇の中で悲劇のヒロイン(男だからヒーローだけど、ヒーローってキャラじゃない、ヒロインがぴったりです)でいることが一つのアイデンティティと化している。

このままもっともっとヤバイ方に進むと思う。

というか既に、「恋が上手くいかない」というところから「絶対に叶わない不倫」までレベルアップしている。。。

幸せな暮らし、ハッピーエンドだけが人生じゃない。不器用に当たって砕けて、ボロボロになる人生も、それもまた豊かな人生。そういう物語ではないでしょうか。

ラスト予想:聡子と心中

そうなると最終的な、一番の「悲劇」は。すでに清顕はお偉いさんの嫁の聡子に手を出すなどかなり命知らずをしていて、命を惜しいと思っていない気がする。

半分時点までは今まで聡子はずっと清顕を好きだったけどその救いもこれから消えるんじゃないだろうか。嫁に行き、最初は清顕と喜んで不倫をする聡子でも次第に夫や家庭も大切に思い始めて清顕が邪魔になってくる。

自分の失態のせいで聡子を失った清顕は、現段階ではまだ「聡子も清顕が好き」なので同罪であり自信があるけど、それさえなくなって、聡子は幸せになる反面自分は不幸になる

そんなの許せない。全ては聡子が自分の言いつけ(「手紙を読まないでくれ」)を無視して読み、それを隠してラブラブを演じたせいでこうなった。もろとも心中だ!

という予想です。結構自信あります。

清顕は自分が死ぬまでの道のりを自分で作っている気さえする。いかに綺麗に、華麗に理由をつけて死ぬか。それが清顕の美しさをまた引き立てる・・・くらい言いそう。

これだけ言いたい

ここまで読んでくれた方はわかると思うけど、清顕、かなり、クズなんです。自己中だし自分のことは棚にあげるし。本多も飯沼も、清顕のせいでそこそこ理不尽な目にあう。でも、羽生結弦だから許している。

三島由紀夫さん、美少年を特別扱いしすぎじゃないですか!?清顕が美少年であるという記述が多すぎませんか!?清顕の「肉体の小さな擬宝珠」って何ですか!?

これかなり迷ったんですけど、BLエンドも濃厚だと思います。

聡子が離れて行って鬱状態になっている清顕に同情するあまり可愛くなってきてしまう本多・・・弱っている清顕は簡単に押しt・・・アッーーー!

すみません、一刻も早く最後まで読みます。はい。おしまい。

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